伊藤なな
南相馬への移住の経緯
南相馬市内の高校を卒業後、東京の大学へ進学。
大学卒業後は住宅メーカーに入社し、福島県白河市に配属になりました。もともと地元が大好きで、休みの日は南相馬市に帰り、仕事の日は白河市に戻るという生活を続けていました。
その中で、南相馬市の人口が少しずつ増えていたり、新しいお店がオープンしたり、町がどんどん活気付いている様子を目の当たりにして、南相馬市が変わっていく姿を見続けたい、そして自分もその輪の中に入って地元を盛り上げていきたいと思い、移住を決意しました。
南相馬へUターンした理由
私にとって南相馬市は心安らぐ故郷であり、魅力が盛りだくさんの自慢の町でもあります。
「みなみそうま移住相談窓口よりみち」やまちづくりの仕事に携わることは、休日は家族や友人とのんびり過ごし、仕事では南相馬市に深く関わることができるという自分の理想の生活が叶う選択でした。
南相馬へUターンして感じたこと
東日本大地震以降、このまま町が寂れていくのかなという悲しさがありました。
しかし、進学や就職でいろんな町に出会って、住んで、知ってを繰り返すうちに南相馬市の潜在的な可能性を感じました。例えば「海」。サーフィンをやっていたので、日本各地の海を巡ってきましたが、南相馬市の海は波がピカイチです。
そして「人」。南相馬市には「町を盛り上げていきたい」「自分の夢を叶えたい」といった向上心を持った人が集まってきています。今では「これからこの町はどうなっていくのだろう」というワクワクや希望を感じています。
南相馬でこれからやりたいこと
「人から人へ」の情報発信を通じて南相馬市に関わる・移住する若い人を増やし、南相馬市に帰ってきた友人に「にぎやかな町になったね!」と言わせたいです。
社会人になって南相馬市にUターンしましたが、仙台や東京へ電車1本で遊びに行ったり、海沿いをドライブしたりと南相馬ライフを満喫しています。
また、起業支援も行っているので、仕事もプライベートも充実させられる若者にとって魅力的な場所だと思います。「イベントやプログラムに参加した人の紹介で南相馬市に訪れる」という循環を作って少しずつ人口を増やしていきたいです。
南相馬への移住を検討している方へ一言
少しでも南相馬市に興味がある方や、夢を実現させたい方には、まず一度現地に来て頂きたいです。
まだまだ震災のイメージもあるかもしれませんが、実際に訪れることで印象が変わるはずです。「よりみち」にて、スタッフ一同でサポート致します。