【募集中】3月16日|復興からの0→1まちづくり

東日本大震災後、まちの未来に向けて新たな事業を創り出してきた、まちづくりの先駆者たちが語るトーク・交流イベントを開催します。

舞台は福島県南相馬市。福島県浜通り北部の中心として、産業や人口の拠点として栄え、約7万人が暮らしてきたこのまちは、2011年の東日本大震災と福島第一原発事故で甚大な被害を受けました。市全体では2万人が市外への避難を経験。南部の小高区では、一時は全域が避難指示区域となり、住民がまちに帰るまで5年の時を経ることとなりました。

暮らしと産業とが一時は止まり、復興への道のりに不安があった中で、地域の未来のために先陣を切り、自らリスクを背負いながら動き出した方々がいました。
彼らは「南相馬LEGEND」。まちの復興の明かりを最初に灯した方々です。

今回のイベントでは、「南相馬LEGEND」の中からお二人をゲストに迎え、その挑戦のリアルと裏側を語っていただきます。
・避難区域となった小高区で、シェアオフィスの開業を皮切りに、食堂、スーパー、宿泊施設など27件の事業を立ち上げ、まちの復興を牽引してきた和田智行氏(OWB株式会社 代表取締役)
・震災後休業を余儀なくされた米穀店を業態転換し、地域の廃材や災害廃棄物を再利用した独自のサウナ、宿泊施設、風呂、神社を生み出している川口雄大氏(川口商店 代表)

ゼロからイチを生み出し、地域に賑わいを創るという課題にどう向き合い、何を考え、どのようにまちを動かしてきたのか。
「彼らの話を聞かずして、まちづくりは語れない」
ここでしか聞けない事業の裏側に触れ、これからの地域復興やまちづくりについて一緒に考えてみませんか?


復興とまちづくりのリアルを知る

地域の先陣に立ち、復興からの0→1に取り組んだゲストによるトーク・Q&A

南相馬市の食材を使った軽食あり

旬の果物やスイーツを囲みながら、ゲストのみなさんや参加者との交流をお楽しみください

Ask Me Anything

トークイベントの後は、ゲストと直接話ができるカジュアルな交流の場をご用意しています

イベント内容

  • 開催日時:2025年3月16日(日)14:00〜16:00
  • 開催場所:3×3 Lab Future(東京都千代田区大手町1丁目1−2 大手門タワー・ENEOSビル1階)
    ※電車でのアクセス:大手町駅C10出口より徒歩約2分、C6a出口より大手町パークビル(地下)・ホトリア広場(地上)を通って徒歩約4分
    https://www.33lab-future.jp/access.html
  • 参加費:500円
  • 対象:20~40代で下記のいずれかに当てはまる方
    ・地方創生やまちづくりに本気で取り組みたい方
    ・起業や新規事業の立ち上げに関心がある方
    ・地方への移住に関心がある方
    ・福島県南相馬市を知りたい、関わりたい方
  • 定員:40名
  • イベント内容:
    14:00~ 南相馬市の紹介
    14:10~ ゲストトーク・質疑応答
    15:00~ 南相馬訪問機会の紹介
    15:10~ 交流会(軽食あり)
    15:50~ 閉会

ゲスト

100の課題から100の事業を生み出す、浜通り復興のパイオニア

和田 智行(OWB株式会社 代表取締役)

南相馬市小高区出身。大学入学を機に上京し、ITベンチャーに就職。その後、20代で東京にてIT企業を創業し、地元にUターンしてリモートワークを開始。
2011年、東日本大震災による原発事故で自宅が避難区域となり、会津若松市に避難。その後、立ち入りが許可された初期の段階から小高区に通い始め、2014年5月、避難区域初のシェアオフィス「小高ワーカーズベース」を開設した。以降、地域の復興フェーズに応じて、食堂や仮設スーパー、女性の働く場としてのハンドメイドガラス工房など、27件の事業を立ち上げる。さらに、2017年からは起業家誘致・育成事業にも着手し、これまでに20人の起業を支援している。OWB株式会社の取り組みは、テレビ番組「ガイアの夜明け」で紹介されたほか、ICC KYOTO 2022「ソーシャルグッド・カタパルト」優勝をはじめ、多数のソーシャルコンテストで受賞している。

地域とともに「発達」する事業づくり

川口 雄大(川口商店 代表)

南相馬市原町区出身。高校卒業後に上京し、芸人として活動。その後、2014年にUターン。東日本大震災と原発事故の影響で休業していた三代続く実家の米穀店「川口商店」の屋号を受け継ぎ、地元で一番遅くまで営業する飲食店として新たにスタート。地元産の食材を使った料理を提供し、地域住民や移住者が集まる交流の場をつくる。
2021年には、サウナ施設「発達」をオープン。地元の土を使ったアースバック工法により建設された「洞窟サウナ」は、高湿度と全方位輻射熱による新感覚の温浴体験が話題となる。さらに2022年には、東日本大震災で発生した災害ゴミや産業廃棄物を再利用して建築した1日1組限定の宿泊施設兼セレクトショップ「宿巣」をオープン。地域から譲り受けた廃材や不用品を活かし、営業を開始した現在も建物を増築し続けている。2025年には建物全体を「神社」として正式に登録し、他の宿泊施設にはないサウナ・飲食・参拝体験を提供することを目指して活動を展開中。

お問い合わせ先 

みなみそうま移住相談窓口よりみち
メール:info@minamisoma-yorimichi.jp
電話:0244-26-8518

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