【福島県内第1位】子育て世代が住みたいまち南相馬市の育児環境

南相馬市は、2023年の「*住みたい田舎ランキング」で、福島県内第1位に選ばれました。
特に”子育て世代部門”では、県内1位だけでなく、東北エリア第2位に輝き、子育て世代の若者から高く評価されています。
この記事では、そんな南相馬市で育児をする魅力や、子育ての支援制度について、紹介していきます。

*宝島社発行「田舎暮らしの本(2023年2月号)」

目次

南相馬市で子育てする魅力

海と山に囲まれた自然豊かなまち

日本有数のサーフスポットとして有名な「北泉海岸」をはじめ、南相馬市の東側は、綺麗な海に面しています。

一方、まちの西側には山が広がっているので、キャンプを楽しんだり、山ならではの季節の移り変わりを感じることも可能です。

海と山の両方に囲まれた、自然豊かな環境で子育てできるのは、南相馬ならでは

馬事文化が根付く町なので、馬とのふれあいの機会があるのも特徴的です。

生活環境や利便性に優れている

南相馬市は、福島県12市町村の中心エリアの一つで、原ノ町駅周辺には、飲食店や生活用品店、図書館などの施設が揃っていて、生活環境が充実しています

特に図書館は施設も綺麗な上、子ども向け絵本コーナーも充実しているので、子育て世帯の方から人気です。

また、仙台まで車や電車で1時間程度なので、休みの日に家族でショッピングにも行きやすいですね。

自然に恵まれているだけでなく、不便なく暮らせるところも南相馬市での子育ての魅力の一つです

子どもの遊び場が充実している

南相馬市内には、子供が無邪気に走り回り、エネルギー発散させるのに十分な広さの公園や、遊び場がたくさんあります。

  • 北泉海浜総合公園
  • 東ヶ丘公園
  • 小高子どもの遊び場「NIKOパーク」
  • 小高交流センター など

このように、市内にはさまざまな公園や遊び場があり、広々とした、開放感ある空間で、充実したひと時を過ごすことができます

ドローンやロボット、最先端技術に触れられる

南相馬市はロボットの町、と言われているように、ロボットやドローンなどの技術開発に力を入れています。

原町区にある「福島ロボットテストフィールド」では、定期的にロボテス縁日というイベントを開催。
様々なロボットを間近で見れるので、子供だけではなく大人からも人気のイベントです。

またサマーフェスなどのイベントではドローンの操縦体験ができるなど、子どもの頃から最先端技術に触れられる機会があるのは南相馬の大きな特徴です

南相馬市の子育て支援制度

南相馬市は子育ての支援制度も充実しています。
生まれてから18歳まで、切れ目のない支援制度が用意されており、他の地域と比べても高い充実度を誇ります。
特に南相馬では医療・保育・給食の3つの完全無料化を実施
この全てが無料化されている自治体は少なく、子育て世帯のママ・パパさんには嬉しい支援ですよね。

主な子育て支援制度一覧

保育園(所)・認定こども園・小規模保育施設保育料の無料化

市内に住民登録し、市内の保育園(所)・認定こども園・小規模保育施設に在園する乳幼児の保育料を令和9年3月まで無料化。なお、国の幼児教育・保育の無償化により、3歳以上の保育は無料となります。

在宅保育支援事業

満3歳未満の乳幼児を保育園等に預けず、家庭で保育している保護者に対し、対象児童一人につき月1万円の在宅保育支援金の交付を実施。

【18歳までの医療費無料化】子ども医療費助成事業

保護者の経済的負担を軽減し、子どもの健全な育成と福祉の増進に寄与することを目的に、医療費の一部を助成。

【小・中学校の給食費完全無料化】学校給食費の無償化事業

子育て世代の経済的負担を軽減することにより、児童生徒の心身の健やかな成長を推進するとともに、教育環境の充実に資するため、令和4年4月から学校給食費無償化の事業を実施。

この他にも、不妊治療の補助金等のサポートも手厚く、出産後にもお祝い品や多子世帯への支援もあります
働くママにも嬉しいファミリーサポート事業や、大学・専門学校への進学を一部支援する事業など、0歳~18歳までの切れ目ない支援があるので安心です

南相馬市での子育てをもっと詳しく知る

いかがでしたか?

南相馬は、「自然に囲まれて生活したいけど、生活が不便になるのは嫌だ」と考えている方が子育てするのにぴったりな街です。

また、市では若い世代が安心して結婚、妊娠、出産、子育て等ができるように、子育てに係る経済的支援策や多様な施策を紹介するガイドブックを作成しています。
移住相談窓口「よりみち」を始めとした市内の公共施設で無料で配布しているので、気になる方は是非手にとってみてください。(オンラインで確認したい方はこちら

記事を読んで、南相馬での暮らしについて、もっと詳しく知りたくなった方もいるのではないでしょうか。

みなみそうま移住相談窓口「よりみち」では、南相馬への移住を検討されている方に向けて、U・Iターンしてきたコンシェルジュが移住相談を行っています。

南相馬での子育てや、仕事、住居について詳しく知りたい方は、ぜひお気軽に、現地またはオンラインでの移住相談をお申し込みください。

この記事を書いた人

蒔田志保

記録家、ライター。

愛知県出身。2018年、結婚を機に南相馬市へ移住。

小高区にあるカフェに移住後から勤務。出産後はライターとして、インタビュー記事やイベントレポートなどの執筆・撮影を担当。2024年に記録家として、風土や人々の暮らし、出来事などを記録する活動をスタート。

趣味は、図書館めぐり。

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