「南相馬」ってどんな場所?

福島県南相馬市は、福島県浜通り北部の産業や人口の拠点として栄えてきた、人口約6万人のまちです。
2006年に相馬郡小高町、相馬郡鹿島町、原町市の3つの自治体が合併して誕生しました。

太平洋に面し、山と海に囲まれ自然に恵まれています。
面積398.58平方キロメートル、東京からは292キロメートルで、福島県いわき市と宮城県仙台市のほぼ中間に位置しています。


古くから馬の文化が根付いており、毎年開催される「相馬野馬追(そうまのまおい)」は全国的に有名な伝統行事として存在するほか、近年は震災からの復興を経て、地域の再生や新しい取り組みが進んでいることが特徴です。

南相馬の主な魅力

馬が身近にいるまち。一千有余年の歴史を経て、今なお息づく伝統

南相馬では、相馬野馬追という神事が有名で、馬という文字が入っているとおり町にとっても神事にとっても馬はとても大切で身近な存在です。
馬はペットや家族に近い存在で、馬が道路を歩く風景や軒先に馬を飼っている家庭もあり、南相馬の日常の一部として欠かせない文化となっています。

相馬野馬追についてもっと詳しくはこちら。

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一年を通じてコンディションの良い波が訪れる南相馬の海岸

南相馬市の北泉海岸と烏崎海岸は、サーフィンに適した海岸として知られています。
季節を問わず良好な波に恵まれることから、日本有数のサーフスポットとして親しまれています。

これまでに全日本サーフィン選手権大会や世界プロサーフィン大会なども開催されてきました。
地元で楽しむローカルサーファーから、市外から訪れるビジターサーファーまで、多くの人を魅了するグッドウェーブが打ち寄せています。

南相馬の3つのエリア

南北に長い南相馬は、3つのエリアに分かれています。

市役所のある南相馬の中心部「原町区」、歴史と自然が豊かな北部の「鹿島区」、そして新たな取り組みが盛んな南部の「小高区」。

どの地域も川が流れ、太平洋に面した温暖な気候です。

各エリアに駅があり、国道も線路も縦に繋がっているため、車や電車でのアクセスも便利です。

エリア別の魅力と特徴

原町区 〜人が集う、南相馬の中心地〜

生活しやすく働きやすい環境が整い、人同士の交流が盛んな原町区。南相馬の中心的なエリアです。

原町の風景

南相馬の中心地である原町区は人口が一番多く、街中には住宅や店舗、企業なども多く集まっています。

海へ出ると、サーフィンを楽しむ人々の姿が。

東北屈指のサーフスポットとなっている北泉海岸では、「ここは良い波がくる」とサーファーたちが集う豊かな光景も日常のものです。

交流の場

原ノ町駅の前にある「南相馬市立中央図書館・南相馬市民情報交流センター」。

吹き抜け空間で広々とした一般向けの図書スペースや、子どものための図書館、マルチメディアホール、子ども映画会の会場となる「おはなしの蔵」等、どの世代も利用しやすい環境が整っています。

テラス席で読書をしたり、交流広場の喫茶でお茶をしたり、市民の憩いの場となっています。


魅力スポット

「福島ロボットテストフィールド」は、ロボットや無人航空機の開発実証拠点として、日本中から多くの研究者や開発企業が集積する産業の一大拠点です。一般市民も楽しめる「ロボテスEXPO」等のイベントも開催されています。

他にも地元産業を応援する施設として、創業や起業、オフィス入居者と地元事業者との交流等を支援する「南相馬市産業創造センター」があります。

鹿島区 〜歴史と豊かな自然の街並み〜

地域の人やコミュニティの中で、あたたかい日常が育まれる鹿島区。ここで暮らす人は鹿島を愛し、大切に思っています。

鹿島の風景

南相馬の北部に位置する鹿島区には、美しい田んぼや海の景色が広がっています。

海沿いには漁港や風力発電所があり、このエリアの特徴の一つでしょう。

烏崎海岸では、日の出の時間に空が美しい色に染まります。野馬追直前の時期には馬たちが練習する風景も。

交流の場

市民の交流・活動の場となっている「かしま交流センター」は、ホールや会議室などが設けられた施設です。

ダンスやものづくり、楽器など様々な団体の活動の拠点となっている他、子どもからお年寄りの方まで楽しめるイベントも開催されています。最近は、「野馬追い祭」で踊られる「相馬流山踊り」の体験や、わらじづくりの教室なども開かれました。

魅力スポット

お買い物に便利な「セデッテかしま」は高速道からも一般道からもアクセス可能な施設です。お食事処もあるため、ちょっとした休憩にも便利。子どもたちが遊べる広場やドッグランも用意されています。

さらに鹿島駅付近の商店街には、「菓子屋しお」のたい焼きや、「三浦鶏肉店」のから揚げ、「食堂すずき」の定食など、老舗の味を楽しめる人気店が立ち並んでいるのも魅力の一つです。

小高区 〜新しい風の吹く街〜

何か新しいことを始めてみたい、人々の熱い思いを応援したい、そんな方にはぴったりの小高区。若きスタートアップ企業が集まり、新しいモノを生み出すことに本気で向き合っています。

小高の風景

新たなひと・もの・ことが街全体を盛り上げる小高区。

「Next Commons Lab 南相馬」や「小高とうがらしプロジェクト」など、地域の特性を活かした事業が数多く生まれています。

震災後、一度は人口がゼロになったとは想像もつかないほど活気に満ちた街です。

交流の場

市民の交流の拠点となっている「小高交流センター」は、広々としてとても開放的。人工芝の屋内施設に集まって運動をしている人がいたり、子育てサロンで遊ぶ親子がいたり、利用目的も様々です。

「小高マルシェ」ではその日に採れた色とりどりの野菜が並んでいて、「こんなに大きい茄子ははじめて!」「立派なステーキ茄子でしょう!焼いて食べると美味しいよ。」と会話も弾みます。

魅力スポット

「小高パイオニアヴィレッジ」は、新しい暮らしや社会のあり方を創造していくコミュニティです。コワーキングスペースとしての利用はもちろん、ここに宿泊しながら自身の住環境や仕事環境を整えたり、イベントに参加したりして可能性を広げられる場所となっています。

この場所にアトリエを構えるガラスブランド「iriser」では、小高に帰ってきた、もしくは移住した女性たちがガラス職人として働いています。透明に輝くガラス製品が、小高の地や人々の心に彩りを与えています。

南相馬市へのアクセス

飛行機をご利用の場合

仙台空港から

  • 札幌⇒仙台空港 約1時間10分
  • 大阪⇒仙台空港 約1時間10分

仙台空港より電車
仙台空港駅⇒(仙台空港アクセス線)⇒名取駅⇒(常磐線)⇒原ノ町駅 約1時間30分

仙台空港よりお車
仙台空港⇒(仙台東部道路)⇒(常磐自動車道)⇒南相馬IC 約1時間10分

福島空港から

  • 札幌⇒福島空港 約1時間20分
  • 大阪⇒福島空港 約1時間10分

福島空港よりお車をご利用の場合
福島空港から国道4号線を北上し、二本松経由で約120キロメートル 約2時間40分

JRをご利用の場合

  • 品川、上野駅⇒(常磐線 特急ひたち)⇒原ノ町駅 約3時間30分
  • 東京駅⇒(東北新幹線 やまびこ・はやて)⇒仙台駅⇒(常磐線)⇒原ノ町駅 約3時間30分
  • 東京駅⇒(東北新幹線 やまびこ)⇒福島駅⇒(バス)⇒原ノ町駅前 約3時間30分

お車をご利用の場合

  • 福島⇒県道原町・川俣線⇒南相馬市 約1時間15分
  • 二本松⇒国道4号線⇒県道原町・川俣線⇒南相馬市 約1時間30分
  • 仙台⇒仙台東部道路⇒常磐自動車道⇒南相馬IC 約1時間15分
  • 東京⇒常磐自動車道⇒南相馬IC 約3時間
  • 東京⇒東北自動車道⇒二本松IC⇒国道4号線⇒県道原町・川俣線⇒南相馬市 約4時間30分

まとめ

原町区… 人が集う、南相馬の中心地
鹿島区… 歴史と豊かな自然の街並み
小高区… 新しい風の吹く街

様々な世代の人が共に暮らし、支え合う。その地で採れた新鮮なものを食べ、鮮やかに広がる空の下で生活する。

新しいことへの挑戦を、みんなが応援してくれる。そんな日常の豊かさに気づける場所、それが南相馬です。

皆さんも是非、それぞれのエリアを訪れ、そこに流れる時間に触れてみてください。

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