地方移住してリモートワークで働くメリット・デメリット|テレワーク実践者が仕事選びのポイントや補助金制度を解説

リモートワークという働き方が定着し、働く場所に縛られず地方移住を実現する人が増えつつあります。
そこで本記事では、地方移住をして実際にリモートワークで働いている筆者の経験をもとに、地方でリモートワークするメリット・デメリットや、活用できる補助金制度まで詳しくご紹介します。
「リモート勤務制度を活用して、今の仕事を続けながら地方へ移住したい」「自分の好きな環境に移住し、フレキシブルに働きたい」という方は、自分に合った働き方や移住先を考える際の参考にしてみてください。
「リモートワーク・テレワーク移住」するメリット・デメリット

地方移住してリモートワークで働きたい。一方で、移住後の働き方を具体的にイメージできない。そんな方に向けて、地方移住してリモートワークで働く際のメリット・デメリットを解説します。
地方移住しリモートワークで働くメリット
- 移住後も現在の仕事を継続できる
- 現在リモートワークを推奨している職場にお勤めなら、地方でリモートワークをしながら今の仕事を続けられる可能性があります。
転職をする必要がなく、移住後の仕事を探す負担や不安を解消することができます。
- 現在リモートワークを推奨している職場にお勤めなら、地方でリモートワークをしながら今の仕事を続けられる可能性があります。
- 地方で暮らしながら、都市部の会社で働ける
- リモートワークを活用すれば、地方から遠く離れた都市部の会社で働くことが可能です。
地方にない仕事を経験できるだけでなく、地方にいながら都市部の給与水準で働くこともできます。
- リモートワークを活用すれば、地方から遠く離れた都市部の会社で働くことが可能です。
- 好きな環境で働ける
- 地方でのリモートワーク場所は、自宅やコワーキングスペースだけではありません。
PCひとつで仕事ができる方なら、自然豊かなアウトドアを仕事場にすることも可能です。
- 地方でのリモートワーク場所は、自宅やコワーキングスペースだけではありません。
地方移住しリモートワークで働くデメリット
- 通信環境が整っていない場合がある
- Wi-Fi通信が不安定・遅いなど、地方の住宅は通信環境が十分に整っていないことも。
特に古民家など築年数の長い住宅に移住する場合は、注意が必要です。
- Wi-Fi通信が不安定・遅いなど、地方の住宅は通信環境が十分に整っていないことも。
- 出社が必要になった場合の負担が大きい
- リモートワークが基本の仕事でも、臨時的に出社が必要になることも。
都市部など遠方の会社へ出社を求められると、移動時間や交通費が大幅にかかることがあります。
- リモートワークが基本の仕事でも、臨時的に出社が必要になることも。
- 地方でリモート求人を探すのは難しい
- 地方でリモートワークでの仕事を得るには、まだまだ時間がかかりそうなのが現状です。
地方で新たに仕事を受注するには、入念な準備が必要です。
- 地方でリモートワークでの仕事を得るには、まだまだ時間がかかりそうなのが現状です。
「リモートワーク・テレワーク移住」に向いている人とは?

地方に移住し、リモートワークをする働き方は、どんな人が適しているのでしょうか?地方でのリモートワークを実際に実現している方に多い傾向と職種についてご紹介します。
地方移住してリモートワークで働くのに向いている人
「場所や環境に縛られず、柔軟な働き方を実現したい」という方にとって、リモートワークを前提とした地方移住は有効な選択肢になります。「介護等で地方の実家に通いながら、都市部での仕事を続けたい」といった二拠点生活もリモートワークを取り入れることで実現しやすくなります。

地方移住してリモートワークで働く人の職種例
地方移住してリモートワークで働く人には、さまざまな働き方があります。代表的なのは、企業に勤めながら地方で暮らす「会社員型」と、個人事業主として仕事をする「フリーランス型」の2つです。
会社員型は、首都圏や地方の中小都市、または海外の企業に所属し、リモートワークを活用して地方で暮らしながら働くスタイルです。
一方、フリーランス型は、企業に所属せず、個人で仕事を受注しながら、場所にとらわれずに働くスタイルです。
具体的な職種例としては以下のような職種が挙げられます。リモートワークの浸透により、地方移住とリモートワークを両立できる職種は、広がりつつあります。
主な職種の例
- エンジニア・プログラマー
- デザイナー・クリエイティブ系
- マーケター・ライター
- 事務職・カスタマーサポート
- コンサルタント
地方×リモートワークの注意点・ポイント
「地方移住とリモートワークを同時にはじめる」場合は、段階的に生活をシフトしていくのがおすすめです。
「新しい環境で新しい挑戦をしたい!」という人もいるかと思いますが、移住と同時に転職や独立をすると、生活環境がなかなか安定せず、負担やストレスが増えることも。
たとえば、現在の仕事を続けながら先に地方へ移住する、あるいはリモートワークの働き方を確立してから移住するなど、段階的に進めることで、環境の変化に伴うリスクを抑えやすくなります。
「リモートワーク・テレワーク移住」のための補助金制度

国や地方自治体では、地方移住してリモートワークで働きたい方に向けた補助金制度を用意しています。地方移住を検討している方は、ぜひチェックしておきましょう。
お試しで移住したい方向け「ふくしまテレワーク補助金」
福島県外に暮らし、移住検討を目的にリモートワークをしながら福島県内に一時滞在したい方を対象とした補助金です。「お試しで地方に移住してみたい」「地方でのリモートワークを体験してみたい」という方は、ぜひ活用を検討してみましょう。
★対象者
- 福島県外在住の雇用者(正規及び非正規は問わない)
- 法人(体験者は県外在住者かつふくしまファンクラブの会員に限る)
- 福島県外在住の個人事業主等
★補助内容
| コース | ふくしま“ロング・テレワーク” 体験コース【長期コース】 | ふくしま“ショート・テレワーク” 体験コース【短期コース】 |
| 期間 | 1~3ヶ月まで | 2泊3日から5泊6日まで |
| 対象経費 | コワーキングスペース等でのテレワークや地域交流等を実施するとともに、 生活環境を体験する際の費用の一部を補助する。 1 滞在している間の宿泊費(飲食代は除く) 2 交通費 3 コワーキングスペース等の施設利用料 *¹ 4 レンタカー代(燃料代、オプション料金は除く) 5 地域体験活動にかかる費用(『ふくしまお試し移住村」事業の利用者のみ) | |
| 補助率 | 補助対象経費の3/4 | |
| 補助上限 (1人あたり) | 30万円 | 1万円/泊 |
福島県の中でも浜通りに位置する南相馬市は、リモートワークにぴったりなコワーキングスペースが充実。戸建て住居に一時滞在できる「お試しハウス」では、周囲を気にせずリモートワークに集中できます。詳しくは、下記の記事をご覧ください。

まとめ
リモートワークを前提とした地方移住は、都市部の企業での仕事を続けながら地方で暮らしたい方や、地方で柔軟な働き方を実現したい方に大きなメリットがあります。
地方でのリモートワークに興味のある方は、まずは補助金制度などを利用しながら現地での暮らしを体験してみてはいかがでしょうか。
リモートワーカーへの支援制度やコワーキングスペースが充実した福島県南相馬市についてもっと知りたい方は、みなみそうま移住相談窓口よりみちへご相談ください。
この記事を書いた人

福島県南相馬市出身。ローカルエディター。東京の大学を卒業後、成田空港でグランドスタッフとして勤務。2011年の東日本大震災で故郷が被害を受けたことで地方への関心が高まり、「アートと地方」をテーマに活動開始。2019年にパートナーの出身地である須賀川市へJターン移住し、『guesthouse Nafsha』を開業。宿運営をしながら、ライター業やアーティストとの協働など、地域の魅力を見つけ、編集して発信する“ローカルエディター”として活動している。
▶Instagram:@misto_m_momma
▶Blog:『佐藤夫妻のふくしま移住日記』








