一人暮らし、単身で移住を考えている方へ!地方移住実践者がメリット・デメリットを解説!

「田舎でのんびり暮らしたい」、「趣味のアウトドアが思い切り楽しめる場所に住みたい」など…

多様な働き方が確立されつつある今、このような思いを持つ方が増えたように感じます。

そんな思いで、興味のある自治体や支援制度について調べてみても、出てくるのは子育て世帯や若い夫婦を歓迎する情報ばかり…

単身の自分は歓迎されないのでは?と移住を諦めてしまっている方も少なくないのではないでしょうか。

今回は、単身東京から南相馬市へ移住した筆者が地方への単身移住のメリット・デメリットを紹介。

単身移住を考えている皆さんの手助けになれば嬉しく思います。

目次

単身で地方移住して感じたメリット

単身移住をすると、どんなメリットがあるのか?

いろいろ調べてはいるけど、具体的なことがわからないという方も多いのでは?

実際に地方移住経験者の私が感じるメリットをいくつかご紹介します。

1.人混みが少なく、ゆったりとした生活が送れる

移住を考えるきっかけとして、都会の喧騒や忙しい日々に疲れてしまったという方も少なくないのでは?

私自身、電車・飲食店・商業施設などなど…どこに行っても人混みという状況にうんざりしていたことを思い出します。

そんな私が移住後まず感じたことは、とにかく人混みが少なく余裕を持って生活をしている人が多いということです。

もちろんお昼時の飲食店や値下げ直後のスーパーなど、タイミングによっては混み合う場所もありますが、基本的には人混みに遭遇することは稀です。

時間の流れがゆっくりであり、心持ち穏やかに生活できるというのも地方移住のメリットの一つです。

2.お金に余裕のある生活ができる

地方移住のメリットとして、家賃や物価の安さがあります。

私の例になりますが、東京に住んでいた時は毎月の家賃や生活費等々…お財布状況は常に火の車だったことを覚えてます。

今では安い家賃で広い部屋を借りることができ、浮いたお金は趣味などに充てるなど充実した生活を送っています。

また、産地が近いため新鮮な魚や野菜などが安く手に入ったり、近所の人と仲良くなるとお裾分けしていただけたりと、食費も比較的安く収めることができます。

3.自然が近く、四季の変化が身近に感じられる

地方移住の魅力として、自然の近くで生活できるということをイメージする方も少なくないでしょう。

周りに山や海といった自然が広がっており、思う存分アウトドアを楽しむことができるというのは、アウトドアが趣味な方からすると最高の環境だと思います。

また、意外にもインドア派な趣味をお持ちの方でも、移住することでより趣味に打ち込めることがあります。

私も映画を観たり模型を作ったりといったことが趣味ですが、周囲が静かな環境なので集中して打ち込むことができています。

単身で地方移住して感じたデメリット

移住について調べてみると、目にするのはメリットばかり…

デメリットが分かりにくく不安を感じる人も少なくないと思います。

実際にはメリットと同じか、それ以上にデメリットが存在する場合もあり、移住を検討する上で必ず知っておく必要があります。

デメリットを正しく理解し、移住後に困らないよう対策しておくことがオススメです。

1.交通機関が整備されておらず、移動が大変

「地方に住むなら車は必須」という言葉を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか?

都会では電車やバスといった公共交通機関が整備されており、乗り過ごしても分単位で次がやってきますが、地方ではそうはいきません。

一本乗り過ごすと、次にやってくるのは1時間後なんてことも多々あります。

また、車での移動を前提とした場所に施設などが作られていることが多く、車を所有してないとどこに行くにも一苦労です。

ただし、自治体によっては移住者向けの車購入補助や運転免許証の取得補助などを行っている自治体もあるため、安く車を購入できるなど見方を変えるとメリットと捉えることができる場合もあります。

検討している移住先にどのような補助制度があるか確認しておくと良いでしょう。

2.支援制度が使えない場合がある

移住を希望する自治体にはどんな支援制度があるだろう?と疑問を持つ方も多いと思います。

近年の移住ブームにより、全国の自治体では移住者を獲得するため多種多様な支援制度を用意しているケースが多く見られます。

しかし、各種支援制度には必ず条件があります。

例えば就業状況や現在住んでいる場所、また世帯構成といった要素をクリアしていなければ、お目当ての支援制度が利用できないこともあります。

特に世帯構成が条件となっている制度だと、世帯を伴って移住した人よりも単身者は少額になってしまうケースも中には存在します。

一方で、就業支援や新規就農者向けの支援といった世帯構成に関わらず支援を受けれるものもあるので、まずは検討先の自治体や移住窓口に相談してみると良いでしょう。

3.コミュニティが狭く、積極的なコミュニケーションが必要

都会での人間関係はドライで他人への関心が薄い一方、地方での人間関係は良くも悪くも濃密です。

住民同士の繋がりが濃く結束が強い反面、うまく馴染めなければ浮いてしまう場合もあるため、自発的に地域住民とコミュニケーションをとることが必要となります。

そうはいっても、他者とのコミュニケーションがあまり得意でない方もいるのでは?

私もその内の一人でしたが、幸いなことに南相馬市では移住者同士のコミュニティが活発であり、そこに地元の方も加わったりと他の移住者や地域住民と交流する機会に恵まれていました。

移住者同士のコミュニケーションが活発な地域を選ぶことで、地元住民との輪も広がり地域のコミュニティにも自然に入り込むことができます。

単身での移住におすすめの南相馬市

ここまで単身者が地方移住する際のメリット・デメリットについて紹介してきましたが、私が移住した南相馬市について紹介したいと思います。

1.移住者と地元住民のコミュニケーションが活発である

南相馬市は、多種多様な移住者がおり移住者同士のコミュニケーションが非常に活発な地域です。

デメリットで紹介したとおり、地方移住には普通以上のコミュニケーション能力が求められる場合がほとんどですが、南相馬市はそもそも移住者の数自体多く、移住者が抱える不安や問題について理解を持っている地元住民も多いです。

また、移住者間の繋がりも強く、移住者がオープンしたお店で交流会が開かれたりなど、コミュニケーションが恒常的に行われているのも特徴です。

日頃から移住者と接する機会が多いため、移住で初めて南相馬市にやってきた方に対して温かく接してくれる方が多いというのはとても魅力的です。

2.都市部へのアクセスが良い

地方移住を考える際に、都市部へのアクセスが気になる方も多いのでは?

南相馬市は福島市や郡山市、いわき市や宮城県仙台市などへ約1時間半ほどでアクセスすることができ、市内の駅から東京直通の特急も発着しているので、都市部へのアクセスも良好です。

思った時に気軽に都市部に出れるのも魅力の一つです。

3.暮らしやすい”ちょうどいい田舎”

南相馬市は、中心地にはスーパーや飲食店といった生活に必要な施設が揃っている一方、中心地を離れると山や海、畑や田んぼといった自然豊かな風景が広がっています。

また、太平洋に面した地域のため一年通して温暖な気候であり、冬場の降雪も少ないため生活もとてもしやすいです。

田舎すぎずに程よい地方暮らしを求めている方にはぴったりの環境です。

3.ディープなスポットが多い

市内には、一から個人で作り上げたサウナや名物店主のいる飲食店などなど…様々なスポットが存在しています。

中には地元住民にも認知されていないような場所もあり、そういったお店や施設を発掘することを楽しむのも素敵です。

本ページでは、市内の飲食店などについて紹介した記事も掲載しておりますので、合わせてご覧いただきあなただけの”南相馬”を見つけてみてはいかがでしょう?

地方移住について話を聞きたい方は移住相談へ!

単身での地方移住のメリット・デメリット、南相馬市について紹介してきましたが、ここに記載させていただいたことは全体のほんの一部です。

ご覧いただいた方それぞれに「ここをもっと知りたい!」といった部分があると思います。

そんな時はぜひ各地の移住相談窓口にご相談を。

Webに記載のあることの詳細から、調べても出てこないディープな情報まで

移住に役立つ様々な情報を得られるので、理想的な移住を実現するためにもぜひご活用ください!

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